紛争の内容
配偶者が不貞をしたので不貞相手に慰謝料請求をしたいという依頼がありました。
不貞の期間は半年以内で、不貞は発覚したけれども夫婦は離婚しないということでした。
交渉・調停・訴訟等の経過
不貞相手には200万円を請求しました。不貞相手は100万円なら払えると言いました。
不貞の期間や離婚しないことを考えますと検討すべき金額でしたので、依頼者に検討をしてもらいました。
その後、依頼者の配偶者に対して、不貞相手の配偶者から慰謝料請求がなされました。
300万円の請求で、相手の家も離婚はしないということでしたので、請求を減額するための交渉について依頼を受けました。
こちらについても、同様に100万円を支払うということで交渉をしました。
本事例の結末
不貞をした両人が被害の相手に対して100万円を支払うということで和解が成立しました。
本事例に学ぶこと
不貞の期間と不貞発覚後に夫婦関係が継続するという事情に照らして、適切な慰謝料金額を計算するということを本事例で実践しました。
弁護士 村本拓哉
